それは・・・家事をこなす能力。
私があまりに家をちらかし放題で生活している!とついに彼が片付け計画を決行した。
彼の指示に従い半日掛りで家の中を掃除、整理整頓。
違う家かと思うくらいスペースも増え、きれいになった。廊下ってこんなに面積あったんだ!すごい!!
きれいで快適になったけど私は筋肉痛。。。
弁明させてもらうが私としては全く散らかしてる意識はない。
掃除機をかけないのも食器を洗わないのも洗濯しないのも時間がないから。
荒れてる部屋は気になるけど眠る方が重要。
ここしばらく猛烈に忙しくてそのせいもある。片付けに気が回らないのですよ。
「きみのママは主婦の能力をきみに全くくれなかったみたいだね。」と。
きっとその通りだ。母は私にその主婦能力を分けてくれなかったのだ。
家事という名の成果物としてあがってこない一連のフィジカルな動きが一切好きではない。というか嫌いだ。
夜中まで会社で仕事してるのは構わないんだけど家のこととなるとめっきり萎える。
掃除機をかけさせられたけど、私のかけ方が気に入らないらしく指示をしてくる。
「物をどかさないと後ろのホコリがとれないでしょ」と。
「じゃあ自分でやればいいじゃん」と私。
毎日働いてるのに週末までこんな仕事をさせられるなんて苦痛だ。
私も彼も働いてるんだから家の中が汚れたって平日はどうしようもない。
週末はやっとゆっくりできるのに家事に追われるなんて嫌すぎる。
私の改善の余地のない態度&家事能力のなさを見て彼がハウスキーパーの相場を調べるように言ってきた。
フランスではハウスキーパーをお願いすることは全く特別なことではないのだ。
ベビーシッターもしかり。そういった人を雇うのは裕福な階層というわけではなく、カップルが両者働いていればそういう選択も出てくる。
日本だとお金持ちのマダムが家事をせずにメイドを雇うという感覚かもしれないけど、フランス人からしたらそれは選択枠の一つであるということに他ならない。
子供がいてもほとんどの女性が仕事を持つフランスではそういったサービスを利用するのに特別な意識はない。
viva フランス!!!家事をするなら仕事をしてる方が何百倍も好きです!働きます!