旅行の途中、エビアンまで行ったのでついでにスイスに行こうということになり
レマン湖の向こうに見えるスイスへ向かう。
国境検問所に到着。
パスポートを提示する。。。
その国境検問所の人が話しだしたのだが何語だかわからない。
彼はフランス語で受け答えしてるのでどうやらその人もフランス語を話してるらしい!
よーーーく気をつけて聞くと確かにフランス語だ。
スイス人のフランス語を初めて聞いたのだけどそれが本当にひどいアクセント!
話す速度はわりとゆっくり。でもふざけてるのかと思うくらい滑稽な言葉に聞こえる!!!
同じフランス語なのに響きも全然きれいじゃなくてとにかく面白い!
必死に笑いをこらえパスポートを受け取る。検問所を通過して2人で大爆笑。
しばらくスイス語で話すのがマイブームになった。
違う日にカナダ人の話すフランス語を聞く事があって、それも独特な響きで私には難しかった。
フランス人でもパリに住んでる人の言葉しか馴染みがないから訛りを理解するのは
そうとう難しい。
スイスはEUに参加していないしちょっと不思議が多い。銀行でできた国。
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顧客の情報の守秘義務に関して国際的に有名で、刑事事件が起こっても原則として顧客の情報は外部に漏らさない。このことからマネーロンダリングの中継地としてしばしばスイス銀行の口座が使われることがある。
(Wikipedia)
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よく映画のワンシーンで「スイスの銀行へ金を送れ」というシーンがあるけどやっとそれの
意味がわかった(笑)。
富豪たちやマフィアがスイスへお金を預ける。秘密を隠すのには最高の国なのだ。
永世中立宣言をしてるけど、重武装の国家。世界で最も近代的で高度な武装を誇る軍のひとつ。政府が食糧を数年分貯蔵していたり、学校にも緊急避難用のシェルターが装備されていたり・・・。中東のお金持ちの子供はスイスの学校へ来る。
お金もあるし文化や歴史や取り立てて何か観光地があったりするわけじゃないけど、実はもすごい強い国なのかも。
そんな話を聞いてたらなんだか怖くなって夕食はフランスに戻って食べた。スイス滞在わずか1時間ほど(笑)。でもスイス語が聞けて面白かった!
写真はスイス側から見たレマン湖。夕日がとてもきれいだった。