星の王子さまを声に出して読んでいた。
喉が痛くなって疲れてきた。自分のフランス語の発音の悪さ、不正確さに本気でイライラしてくる。彼は時々発音が違うと直すくらいで黙って聞いている。
この本はCDがない。正しいフランス語をちゃんとしたフレーズで聞きたい!
そうだ朗読してもらおう♪とお願いすると快く引き受けてくれた。
・・・しかし・・・読む速度が早いーーーーー!!!!!
私:「子供に読み聞かせるくらいに読んでくれ」
彼:「これ以上ゆっくりには読めない。無理。だいたい君は子供じゃないでしょ」
とスパルタな雰囲気・・・。
私は正しい発音をチェックしたかったのだ。なのでゆっくり読んでもらわないとちゃんと聞きとれない。
読む速度をゆっくりにしてくれないのであきらめて聞いているといつの間にか寝ていた・・・zzz。
「この意味わかってるの?」と天から声が聞こえて目が覚める。ケルト人がこっちを睨んでいる。私は読んでほしかっただけで文法の意味を教えてほしいんじゃない。
私:「読んでくれるだけで良いだけど」
彼:「意味が分らなければ読んでても何も理解できないのでは?」
私:「文法とか単語は違う時にやるから、今は読んでくれればいいの」
彼:「・・・なんだそれ。ふーん。じゃあ寝ないでよ」
私:「寝てないよ。聞いてるじゃん。」
学習方法まで国同士で対立。
朗読再開。私はフランス語を夢の中で聞きながら朝まで爆睡。
夢の中で学習するって方法あったよね。確か・・・。